若い世代に即した食生活を科学的に実践し新しい食の文化を育てます。
大学生対象の事業
| 目 的 | 教科書だけでは得られない新しい情報や食品の歴史等を授業に取り入れ、食の伝統と食品の知識を学び、日常の食品に興味を持ち、買い物、食品選択の知恵を学ぶ。 |
|---|---|
| 開催期間 | 6月~翌年1月 |
| 対 象 | 大学生(1回30~50名) |
| 実施内容 | 協賛製品についての講話 協賛製品についての映画等 協賛製品についての試食研究 |
| 開催地域 | 全国 |
映像セミナー
| 目 的 | 食品の知識や工場見学だけでは十分理解できない製造工程を映像を通して学習する。日本、中国、ヨーロッパの食文化を映像を通して学習する。 |
|---|---|
| 開催期間 | 5月~翌年1月 |
| 対 象 | 大学生 |
| 実施内容 | 食品、食文化についてのVHS・DVD |
| 開催地域 | 全国 |
大学生を対象とした商品学教室「みそ」
学生の方に食品の勉強を、ひとつの商品をテーマに実施しています。今回は、東京家政大学の報告からご紹介しましょう。平成15年7月7日、家政学部栄養学科管理栄養士専攻の4年生52名を対象に、講師は、中央味噌研究所の理事、藤波博子氏、主任研究員・松井功氏を講師にお迎えし開催しました。内容は、味噌の種類、味噌の製造工程、食味体験などでした。
学生の感想から
Aさんの感想
"みそ"というと地味なイメージがありましたが、平安時代からの歴史があり、すごいなと思いました。また、地域によって、豆味噌、米味噌、麦味噌のブレンドであったり、気候によって違うこともわかりました。
私は沖縄県の出身で、実家の方では、米味噌と麦味噌のブレンドされたものを主に使っていましたので、色が薄いほど甘いものだと思っていました。しかし、味噌の色と塩分濃度は関係ないということもわかりました。また、江戸味噌を試食して、色は茶色っぽくて辛そうに見えるのですが、とてもまろやかでおいしかったです。
他にも仙台味噌、越後味噌など種類がたくさんあり、実際に試食できたので勉強になりました。だし入り味噌は製造工程としては、変わりないのですが、最後にだしを添加し、加熱しているということも知ることができました。
最近ではイソフラボンが体に良いということがわかってきていて、その中でも味噌は醗酵させてあるのでよりイソフラボンの効果が期待できるということなので、今までは塩分が多めだから・・と気にしていたのですが、積極的に味噌を食べよう!と思いました。
一番驚いたことは、味噌には賞味期限がなく、冷凍庫に入れても凍らない、ということでした。味噌について少し詳しくなれたのでとてもよかったと思います。
Bさんの感想

味噌の歴史、効用などを聞いて、普段は何気なく使っている調味料の一つである味噌を改めて見直す機会を持つことが出来ました。味噌の歴史はとても古く、中国では味噌の元となるものが紀元前から存在していて、それが日本へ伝わり、長い間食べ継がれてきました。
味噌がこんなにも歴史のあるものだとは知らず、とても驚くとともに、長い間、多くの人にその効用を与え続けてきた調味料に新鮮さを感じました。
また、味噌が日本へ伝えられて現在では、全国で生産されているが、全国的に均一の味噌を作ることは不可能で、地方色のある千差万別の味噌が存在するということも味噌の魅力の一つであるとおもいました。
実際に試食してみましたが、私は関東出身なので、麦味噌や豆味噌、赤味噌などあまり見たり、食べたりする機会がなかったので、とても参考になりました。味噌が持つ多くの機能性を知り、とても驚きました。糖とアミノ酸の発酵食品であり、多くの有効成分を持つと言うおはなしを聞いて味噌に対する意識が変わりました。
日本にも多くの味噌があることを知ったので、家でも一種類ではなく、二から三種類の味噌を合わせた、我が家だけの調合味噌で味付けをしてみたいと思いました。
Cさんの感想
日ごろ特に意識していなかったのですが、「味噌が日本独自のものである」ということが意外でした。最近の健康志向によって、塩分の多い味噌汁は私自身あまり飲むことはないのですが、健康食品として注目されているということでしたし、なんと言っても日本人の健康を昔から支えてきた味噌なので、飲まないのはもったいないかなと感じました。
いろいろな味噌を試食する事ができましたが、「味噌=しょっぱい」というイメージがひっくり返るくらい甘い味噌があったりして面白かったです。「江戸味噌」は、見た目はとても濃くしょっぱそうだったのに甘くてとってもおいしくて驚きました。これからは、甘口の味噌を使いたいと思います。麦味噌は初めて見ましたが、麦の粒々の様なものが見え、食感が良くないのかなと思って食べてみたら、ほとんど粒の感じがなくなめらかだったのは意外でした。
また、同じ米味噌でも太平洋側と日本海側では違うということも興味深かったです。味噌汁を作るときは、具沢山で健康に良いものと作りたいと思います。合わせ味噌はその場で作ったほうがおいしいこと、味噌は冷凍しても凍らないなどとてもよい勉強になりました。











